こんにちは。
埼玉県草加市、東京都足立区を中心に仕事をしている石材店、篠原石材の篠原匠です。
このブログで何度かご紹介していますが、当社ではアフターサービスとして、当社で建てたお墓の定期点検とお墓のお掃除を行っています。
これを行うことで、なによりお客様に安心してお墓参りしていただけますし、自分で行った施工の状態を確認したり、経年変化を見たりすることもできます。
点検と言っても基本的に工事に異常があることはないので、たいていはお墓の汚れやすいポイントを確認したり、お供えを置きっぱなしにしていないかなどの確認となります。
お供えの食べ物を置きっぱなしにすると、カラスが荒らして汚れてしまいますし、缶を置きっぱなしにすると底が錆びて石にくっきり跡が残ってしまいます。
こうしたことを確認してお知らせすることで、建てたときのきれいな状態が長く続くと思って、この点検とご報告を続けています。
また点検後にはお墓掃除をしています。
新しいお墓なので目立った汚れはありませんが、なるべく汚れが溜まらないうちにきれいにしておくのが一番ですので、そういう意味も含めてお掃除をしています。
本日のお掃除
まずはお墓の表面を濡れたタオルで拭きます。
新しいお墓なので、そこまで汚れは付いていません。
文字の中にはほこりが溜まっていましたので、これを落としていきます。
いつも申し上げていますが、文字の中など細かい部分には歯ブラシです。
水をかけながらこすっていきます。
シャカシャカ、シャカシャカ
汚れを流した後がこちらです。
汚れが落ちて、白くなったのがわかるかと思います。
次は目地部分です。
下の写真は水鉢の横の部分ですが、水が流れていくところなので、汚れも一緒に流れてきて乾くと汚れが残ってしまいます。
そこにまた汚れが流れてきて・・・段々と大きな汚れになってしまいます。
赤で囲った部分に汚れが付いています。
こちらも歯ブラシでこすると簡単にきれいになります。
次は土台の部分です。
こちらの墓地はカロートの部分がほかのお墓と一体になっている形です。
あまり敷地が大きくとれない都心部の墓地で見られる形です。
この墓地もビルに囲まれた場所のため、苔が生えやすい場所です。
今回はこの苔も取り除きました。
ブラシでこすって、しっかりと汚れを流すとすっきりきれいになりました。
とても明るく見えるようになったかと思います。
まとめ
今回も歯ブラシが大活躍でした。
また、今回の土台の部分などの凸凹したところや石の磨いていない部分は、少し大きめの硬いブラシがお勧めです。
たわしでも良いですが、金属の部分が石に当たらないように注意が必要です。
お墓掃除にはポイントがありますので、墓地でお会いした際に「うちのお墓はどうすればきれいになるの？」と聞いていただければ、色々とお伝えします。
以前も書きましたが、篠原石材はお墓を大切にしてくれる方を大切にしています！
「こんなこと聞いていいの？」ということでも、気兼ねなくぜひお尋ねください。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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