こんにちは。
埼玉県草加市、川口市、東京都足立区を中心に仕事をしている石材店、篠原石材の篠原匠です。
今度建てるお石塔の文字に金箔を入れることになっているため、その作業を行いました。
宗派が日蓮宗ということで、南無妙法蓮華経という文字を髭文字と呼ばれる文字で刻み、そこに金箔を貼っていきます。
まずは刻む部分のゴムシートを貼ったところです。
ここに字彫り用の砂を吹き付けるサンドブラストという方法で刻みます。
刻んだ後の写真を撮るのを忘れてしまいましたので、次の工程からになります。
金箔を貼るには、まず刻んだ文字の部分に漆を塗ります。
漆が半乾きくらいの状態の時に金箔を乗せて押さえながら貼り付けていきます。
力加減が強すぎてもはがれてしまいますし、弱すぎてもしっかりと密着しないので、難しいところです。
すべての部分に金箔を貼り付けられたら、もう少し乾いたところで筆でなでながら余分な金箔を取っていきます。
だんだんと金の輝き、ツヤが出てくれば完了です。
外で見るとより輝いて見えるので、建てた後はもっときれいに見えると思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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篠原石材工業有限会社