こんにちは。
埼玉県草加市、東京都足立区を中心に仕事をしている石材店、篠原石材の篠原匠です。
以前の記事で、汚れやすいところ(水鉢のお皿と目地周り部分)とお掃除のポイントを書きました。
前回記事はこちら
今回はその続きで下記部分についてです。
- 刻んである文字の中
- 線香皿
いずれもお掃除するには少し手間がかかる部分ですが、掃除前と後では違いがわかりやすいのでやりがいがある部分でもあります。
まずは刻んである文字の中です。
正面の文字や、お戒名の文字は刻んでしばらくするとほこりが溜まってきます。
汚れていても文字は見えるので、問題があるわけではないのですが、お掃除するとだいぶ明るくなります。
ここは水をかけながら歯ブラシでこするとよく落ちます。
文字が多かったりするとなかなか進みませんが、慌てず歯ブラシの先が汚れに当たるようにやっていきましょう。
汚れを流すとこんな感じになります。
白塗料が入っていても入っていなくても、汚れが落ちることで明るく見えるようになります。
白塗料が剥げてしまっていたり、こすっても落ちない汚れがある場合はお墓のメンテナンス・クリーニングをご検討ください。
メンテナンスの事例はこちらをご覧ください
2019/04/22 川口市の寺院墓地で白塗料入れをしました ~お墓のメンテナンス~
2020/08/04 足立区の寺院墓地で白塗料入れをしました ~お墓のメンテナンス~
お次は線香のお皿です。
普通のお墓参りの流れだと、お掃除をして、最後にお線香やお花を供えてお参りして帰るので前回の燃えカスや灰が残っています。
この上にまたお線香を供えてしまうと灰が積もってより燃え残りやすくなってしまいます。
網の下にも灰は落ちているので、水分と合わさって結構固まっていたりします。
そこで、お掃除の時にはできれば網を外して、お皿の灰も洗うことをおすすめします。
網を外してみると灰がびっちりです。
ここも水をかけて少し柔らかくしておいてからブラシでこすると落ちます。
最後に水を流すとしっかり落ちています。
灰が落ちるとピカピカに見えるので、成果が見えてやりがいがあります。
きれいにお掃除すると清々しい気分でお参りができますね。
ただ、猛暑の時期や、水が冷たい冬の時期は気持ちも体も大変だと思いますので、過ごしやすい時期に頑張って一通りお掃除すると良いと思います。
また、遠方に住んでいる方やお掃除が大変な方はお墓のお掃除をご依頼ください。
お墓のお掃除は10,000円~/1㎡で承ります。
ご連絡を頂ければ、墓地の状況を確認してお見積いたします。
春秋のお彼岸前や法事の前、年末などにお掃除のご依頼を頂いています。
お墓の汚れが気になる場合は、お気軽にお問い合わせください。