こんにちは。
埼玉県草加市、東京都足立区を中心に仕事をしている石材店、篠原石材の篠原匠です。
朝晩がだいぶ寒くなり冬が近づいてきた感じがしますね。
季節の変わり目は体調を崩しやすいので、気を付けて過ごしましょう。
さて先日、東京都台東区の寺院墓地にてお石塔を建てました。
カロート部分は区画ごとに一体になっているタイプの墓地ですので、お石塔部分の工事となります。
まずは着工前の写真です。
旧石塔が昭和の始め頃の建立ということで、新しい石に替えることになりました。
お施主様との打合せで、正面文字は字摺り(拓本)を取って同じ文字を刻む事になりました。
施工の様子
まずは旧石塔を解体、撤去し、カロート部分を水洗いします。
土汚れやほこりを洗い流して、コケやカビも専用の洗剤を使用してクリーニングしました。
少し時間を置いて、日を改めて石を据え付けます。
今回は中台が合わせの形ですので、接着剤に加えてアンカーボルトとL字金具で中台と上台を固定します。
竿石まで据え付けたら、目地部分に耐震ボンドを充填して仕上げます。
今回の工事は据え付ける石の数は少ないですが、墓所の都合上クレーンは使わず手で持って据え付けを行いました。
石種は紀山石という福島県産の石です。
石目が細かく、やや青みを帯びた色合いで落ち着いた雰囲気があります。
当社でも施工例が多いので、安心しておすすめしている石です。
お引渡しは少し先ですので、もう一度全体をお掃除して完成です。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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篠原石材工業有限会社