こんにちは。
埼玉県草加市、東京都足立区を中心に仕事をしている石材店、篠原石材の篠原匠です。
今年の梅雨はなかなか雨が途切れず、お日様が顔を出しませんね。
晴れの予報が出ないと、現場の作業に行くのも少し躊躇してしまいます。
そんな時期ですが、貴重な晴れの日にお墓の外柵の据付けを行いました。
本日はその様子をご紹介します。
施工の様子
据付け前の基礎コンクリートを打った状態です。
基礎コンクリートの上に据える一番下の石は、いつも通り、あらかじめ工場で接着面を凸凹にする「荒らし」の作業を下準備として行っています。
石の表面が凸凹しているのがわかるかと思います。
今回は構造上、いつも使っている「かすがい」の代わりに基礎コンクリートと石の下面に穴を開けて、ステンレスの芯棒を入れて石が動かないようにしました。
左下の写真の状態ではグラグラなので、据え付けるタイミングでこの穴にはセメントペーストを充填して据え付けていきます。
セメントペースト充填した状態が右下の写真です。
下にはモルタルを敷き、隣り合う石との接着面には耐震ボンドを充填してあります。
一段目と二段目の石の間にもステンレスの芯棒を入れます。
こちらは接着面を耐震ボンドでくっつけますので、芯棒の穴にも耐震ボンドを充填しています。
他の部分も同じように据えて、本日はここまででいったん終了です。
日を改めて、塔婆立て、芝台、その上にお石塔を据え付けます。
その様子もまたご紹介したいと思いますので、しばらくお待ちください。
最後までご覧いただきありがとうございました。
草加市・足立区でお墓のことなら、親身な対応・丁寧な施工の石材店
篠原石材工業有限会社