こんにちは。
埼玉県草加市、東京都足立区を中心に仕事をしている石材店、篠原石材の篠原匠です。
当社ではアフターサービスの一環として、墓石の建立や一定規模以上の改修をしていただいたお墓を対象に、定期点検とお墓掃除をしてご報告のお手紙を出しています。
お引き渡し後、そこまで時期が空いているわけではないので結構きれいではありますが、その状態が少しでも長く続くようにと願って掃除をしております。
重点的に掃除をする場所
全体的に拭き掃除をしますが、その中でも汚れやすい場所は新しい墓石でも古い墓石でも大体決まっています。
汚れやすい場所を今回は三か所、紹介したいと思います。
まずは目地の周辺です。
セメント目地でも接着材の目地でも目地の周りにはほこりが溜まってきます。
土ぼこりであったり、これからの時期は花粉であったり、黄砂であったり・・・
雨が降ると水が最後までとどまる場所でもあるので、どうしても汚れてしまいます。
目地周辺の掃除には細いブラシ(歯ブラシ)が有効です。
水で濡らしてブラシでこすると簡単にほこりが落とせます。
あまり強くこすらなくてもほこりは流れていきます。
また、ブラシでこすっても落ちない汚れは水アカですので、そういった汚れがある場合は無理せずクリーニングをご検討ください。お墓のクリーニングとメンテナンス
続いては水鉢のお皿の中です。
ここも水がいつも溜まるところですので、自然と汚れも溜まってしまいます。
そして水が乾いた時には汚れだけがこびりついてしまいます。
ここも小さいブラシや歯ブラシでこすって汚れを落とします。
汚れが落ちたらきれいな水で洗い流します。
少しこすって流した後がこちら。
縁の汚れがスッキリ落ちました。
最後に意外と盲点である、お線香のお皿です。
お参りの時には、最後にお線香をお供えして手を合わせて帰る方がほとんどだと思います。
ですので、次来た時には前回の燃えカスや灰が残った状態です。
網の下にも灰が結構落ちて固まっています。
ここもやはり、水で濡らしてブラシでこすればきれいになります。
成果がすごいわかりやすいので、個人的には一番掃除のしがいがある場所です(笑)
まとめ
アフターサービスのお掃除として重点的に掃除する場所をご紹介しましたが、いかがだったでしょうか?
振り返ると全部の場所で歯ブラシが大活躍でした!
お墓掃除の際にはぜひ歯ブラシをお持ちください!
上でご紹介した場所にお花立を追加した四か所が汚れが溜まりやすい場所だと思います。
(今回掃除したお墓のお花立はきれいだったので良い写真が採れませんでした、すみません・・・)
お花立の掃除もポイントがありますので、別の機会に紹介したいと思います!
お墓の掃除は私の仕事の割と主要な業務ですので、一般の方の数十倍はお墓を掃除していると思います(笑)
ですので、聞かれれば聞かれた以上につい色々話してしまいます!
そこまで求められているかわかりませんが、ちょっとしたポイントだけでも覚えていただければ掃除がグッと楽になると思います。
「こんなこと聞いていいのかな」と思うことでも気軽に聞いていただければ嬉しいです。
篠原石材はお墓を大切にしてくれる方を大切にしています!
最後までご覧いただきありがとうございました。
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