こんにちは。
埼玉県草加市、東京都足立区を中心に仕事をしている石材店、篠原石材の篠原匠です。
近々建墓で使用する大谷石を手加工で成形しました。
現代では機械、技術の進歩のおかげで自ら道具を持って石を削ったりすることは
かなり少なくなっています。
一昔前は職人たちが正確さと速さを競って、大谷石や白河石を削っていたそうです。
そんな石の手加工ですが、やはりなかなか思ったようには進みません。
時間とともに腕や腰がとても疲れてきます。
昔の職人は毎日これをやっていたそうですので、技術はもちろん、体力もかなり
あったのだと思います。
時間をかけてなんとか加工を終えると、一種の達成感のようなものがあります。
大変な作業でしたが、こういった経験ができるのはとても嬉しいことです。
これからも石屋として、知識だけではなく自分の体を使って色々な物を作って、
覚えていきたいと思います。