こんにちは。
埼玉県草加市、川口市、東京都足立区を中心に仕事をしている石材店、篠原石材の篠原匠です。
東京都足立区の寺院墓地にてお墓を建てます。
インパラブルーという南アフリカの石を使用した洋型のお墓です。
インパラブルーは名前にブルーがある通り、黒い模様の中に青い結晶が光る珍しい石です。
吸水率もかなり低く、石質は硬いので加工をするのが大変な石でもあります。
着工前はこんな感じです。
区画全体で基礎コンクリートがすでに打ってあるので、石の据付前に水洗いをしておきます。
こうすることで据え付ける際のモルタルがしっかりとくっつくようになります。
根石という一段目の据え付けはモルタルを敷いて、高さや水平、位置などを調整していきます。
決まったら石のつなぎ部分にかすがいを入れて、耐震ボンドで接着、固定します。
全体で見るとこんな感じです。
この日は一段目のみの施工で、ボンドとモルタルが固まってから上の段を据え付けます。
二段目も石のつなぎ部分にはかすがいを入れます。
三段目の均しという石は一枚ものです。
ずれを防ぐため、石に穴をあけて、下の石とステンレスの芯棒でつないであります。
穴には耐震ボンドを入れて接着しています。
他にも、据付後外から目地ができない部分は、据付前に目地用のボンドも入れておきます。
ここまで据え付けるとこんな感じです。
別日に塔婆立を据え付けました。
塔婆立もいつも通り、石に穴をあけてステンレスの芯棒でつなぎます。
笠の部分も左右の柱と芯棒でつないであります。
外柵部分が完成しました。
この後少し日にちをあけて、しっかりと固まってから上のお石塔を据え付けます。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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篠原石材工業有限会社