こんにちは。
埼玉県草加市、川口市、東京都足立区を中心に仕事をしている石材店、篠原石材の篠原匠です。
今回はお墓を建て直す工事です。
少し前にご納骨をした際、お施主様とお話をした際に、外柵部分が古く、崩れてきているのが気になっているとのご相談を頂きました。
その後、打合せとお見積を経て、工事のご依頼を頂きました。
外柵部分が大谷石で、建立後約50年ということもあり正面部分が特に傷んでいました。
また、お骨を納めるカロート部分が通路よりも低くなっていたため、大雨の際には水が溜まってしまっていたようでした。
そこで、今回の工事では基礎コンクリートを通路の高さまで上げ、外柵とカロート部分を新しい石にして、お石塔はクリーニングをして建て直すことになりました。
まずは、魂抜きの法要をご住職にしていただいて、解体工事にかかります。
カロートと外柵部分を解体してる最中ですが、真ん中が一段下がっているのがわかります。
また、後ろ側に木が生えてしまっていたのでこれも根っこから抜いておきました。
放っておいて大きくなってしまうと、抜けなくなるだけでなく、石を動かしてしまうので、小さいうちの対応が必要です。
解体と撤去が終わりました。
この後基礎コンクリートを打ちます。
砕石を入れて、ランマーで転圧して地面を締めます。
鉄筋を組んで枠を入れて、そこに生コンクリートを流し込みます。
寒い時期ということもあり、凍結防止のため、念には念を入れて毛布とシートで養生します。
しっかり固まってから石の据付を始めます。
その様子はまた次回にご紹介します。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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篠原石材工業有限会社