こんにちは。
埼玉県草加市、東京都足立区を中心に仕事をしている石材店、篠原石材の篠原匠です。
前回に続き、今回はお石塔を建てる工事の様子をご紹介します。
前回の記事はこちらをご覧ください。
2021/12/04 お石塔を建て替えました
2021/12/04 お石塔を建て替えました
水鉢部分(家紋が彫ってある石)から納骨するパッカ型と呼ばれる形の和型のお石塔です。
中台は四つ合せなので各石を耐震ボンドで接着します。
一枚石と比べると耐震強度は落ちますので、耐震ボンドだけでなくステンレスの金具も使って補強を行います。
上台の石と中台の脇石に穴をあけて、アンカーボルト打ち込んでL字の金具でつないでいます。
竿石の下には地震用免震ゲルの「泰震」を入れて、耐震ボンドで接着しています。
据付が終わったら最後に石と石のつなぎ目の目地部分にも耐震ボンドを充填して仕上げます。
最後にお花立、香炉を配置して完成です。
お石塔は同じ石種ですが、新しい石になって、外柵もクリーニングをしたのでだいぶ明るい雰囲気に戻りました。
耐震施工も行ったので、より長く守っていただけるお墓に生まれ変わったと思います。
この度は御縁を頂きありがとうございました。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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篠原石材工業有限会社