こんにちは。
埼玉県草加市、東京都足立区を中心に仕事をしている石材店、篠原石材の篠原匠です。
ここのところ天気が急変することが多い気がします。
梅雨というよりも夏の夕立のような雨で、外で仕事をしているとあっという間にびしょ濡れになってしまいます。
さて、先日のお墓のクリーニングに合わせて、お花立を落し込み式にする加工を行いました。
昭和の終わり頃までは下の写真のように鋳物でねじ式のお花立がとても多かったようです。
こちらのお花立はまだねじがきちんと働いていましたが、ねじが回らなくなってしまったというお話はよく聞きます。
また、ねじの問題ではなく、お花立そのものが劣化して穴があいてしまうといった例も結構あります。
そうした場合には修理をするわけですが、同じような形でステンレス製の花立を付ける方法と石に加工をして落し込み式にする方法があります。
今回は落し込み式の加工を行いました。
落し込みにする場合には石の劣化状況や寸法などを考慮して判断しますが、落し込みにした方が水がたくさん入ってお花のもちが良くなるので、できるだけこの方法をお勧めしています。
加工の手順としては、まず古いお花立を外して、穴をあける部分に印をして、その印通りに穴をあけていきます。
穴を二つあけて、そこにステンレスの花筒を入れれば完成です。
外す際は上に持ち上げればスポッと外れます。
お掃除も楽々です。
ねじ式のものに比べると大体三倍くらい水を入れることができます。
お花立が壊れてしまっている場合はお墓の状況やお施主様のご要望に合わせて、お花立修繕のご提案をしています。
お墓の状況によって施工できる内容が異なりますので、お花立の修繕をご検討の際は
「うちのお墓にはどれが良いの?」 とご相談ください。
最後までご覧いただきありがとうございました。
草加市・足立区でお墓のことなら、親身な対応・丁寧な施工の石材店
篠原石材工業有限会社