こんにちは。
埼玉県草加市、東京都足立区を中心に仕事をしている石材店、篠原石材の篠原匠です。
去る1月24日に技能検定(石材加工作業)の実技試験があり、その1級を受検して来ました。
この石材加工作業の2級は三年前に合格していますので、今回は1級を受検しました。
この検定がどんな内容かというと、石をすべて手加工で制限時間内に課題の形、寸法、仕上げに加工するというものです。
すべて手加工ということで電動工具は一切使用できません。
下の写真の右側のような石を、制限時間の3時間40分で左の形に加工します。
(下の写真は練習の時のものです)
手加工ですので、自分の体を使って道具を振って、石を割って削って叩いて加工していきます。
この道具も石を相手にするので重く硬い道具なので、とても体が疲れますし、冬の作業ですが作業中は汗をしっかりかくほどです。
制限時間も決まっているので、作業時間中は息つく間もなく道具を振っています。
(間に休憩時間はありますが)
試験の当日も腕はもちろん、足腰もとても疲れましたが、なんとかやりきりました。
最近ではお墓の石を機械ではなく手加工で加工することはあまりありませんが、石に携わる者として、自分の手で石の加工をするというのはとても大切なことだと思っています。
機械で加工するにしても、石の特性や加工の方法などをわかっていたほうが良いので、これからも自分の手で石を加工する機会をしっかり持っていきたいと思います。
今回の検定試験の結果発表はしばらく先なので、まだわかりませんが、わかり次第またご報告いたします。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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篠原石材工業有限会社