こんにちは。
埼玉県草加市、東京都足立区を中心に仕事をしている石材店、篠原石材の篠原匠です。
秋らしい日が増えてきましたね。
日が出ている日中は暖かいですが、朝晩は冷えることもあるので油断大敵ですね。
本日はお花立の交換を行った様子をご紹介します。
施工前はこんな状態でした。
ねじ式で、昭和最後頃に多く取り付けられていた鋳物の花立です。
おそらく当時はねじで取り外しができるのが画期的で、その年代に建てられたお墓にはよく付いているお花立です。
経年劣化とともにねじの山がなくなってきて、外そうと思っても外れなくなってしまったようです。
こうなると、外して中を掃除することができなくなりますので、汚れがどんどん溜まってしまいます。
また鋳物ということで、汚れが溜まった部分から腐食が進んでいって穴が開いてしまうようです。
そこからお水がしみ出てきてしまって、お花立としての役割が果たせなくなります。
今回のお花立もそんな状態で、お施主様が一度自分で修理したものの、再び壊れてしまいました。
納骨に合わせて、交換のご依頼をいただきました。
新しいお花立は、ねじ式ではなくスポッと外れるタイプのものです。
ここ最近、ねじ式よりもこちらのタイプを取り付けることが多くなっています。
というのも、ねじだとちょっとした加減で回らなくなってしまったり、力のある方がしめると次の時に外れなくなってしまうということが起きるそうで、簡単に取り外しができることのメリットが大きいようです。
これなら取り外して中の掃除も取り付けも簡単にできます。
今回は納骨があったので、そのタイミングでの工事となりました。
お花立は法事やお墓参りの際に、洗うために外そうと思うと壊れていて、お花が供えられないということで修理のご依頼をよくいただきます。
一時的にはご自分で修理される方もいらっしゃいますが、結局はそのうち壊れてしまいます。
ですのでそういった場合には石材店に相談して、取り換えをした方が性能も操作性もより良いものにできると思いますので、お声がけいただければと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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篠原石材工業有限会社