こんにちは。
埼玉県草加市、東京都足立区を中心に仕事をしている石材店、篠原石材の篠原匠です。
ここ何日かお寺に行くと、春のお彼岸だったということもあり、たくさんお花が供えてあってお参りの方がたくさん来たんだなぁと実感します。
お墓の仕事に携わる者として、たくさんの方がお墓に手を合わせてお参りしてくれるのはとても嬉しいことです。
さてお彼岸の少し前になりますが、お墓のクリーニングと水の染み込みを抑えるお墓のコーティングを行いました。
また、目地部分もセメント目地から耐震ボンドを使った目地にしましたので、その様子も合わせてご紹介します。
クリーニング施工前後の比較
わかりやすいように施工前後の写真を並べてみます。
赤で囲ってある部分は汚れや水あかが目立つ部分です。
水が流れるところ、溜まるところはどうしても汚れや水あかも付きやすくなります。
墓石の形状も、蓮華の「スリン」という石が付いていたり、須弥壇亀腹という段と曲面が付いた加工が施されていたり、少し複雑な形です。
凸凹があるとその部分に汚れや水あかが溜まりやすくなります。
今回は色が黒い石ということで、水あかは黒ずみとしてではなく、白っぽい色でくすんだような状態で出てきています。
いかがでしょうか。
かなり明るくなったように見えるのではないでしょうか？
赤線で囲った部分のようにはっきりと汚れが見えていなくても、全体的にうっすらとは汚れが付いているので、年月とともに段々と石の光沢がなくなってきます。
クリーニングをすることで、石全体の汚れと水あかが落ちて、石が光って見えるようになります。
その結果全体の雰囲気がとても明るくなってきます。
さらに今回は目地の補修として、石と同じ黒色の耐震ボンドを充填して仕上げたので、目地が目立ちにくく全体が締まったような感じに見えるようになりました。
コーティングの効果
いつもはクリーニングだけのことが多いのですが、今回はコーティングも行いました。
コーティングというと大体想像はつくかと思いますが、水を染み込みにくくして汚れも付きにくくするような施工です。
このコーティングの効果は雨の日に見ると一目瞭然です。
水を弾いて染み込まないので、表面で水滴になっています。
水が同じ場所に溜まらないので、汚れも溜まりにくく、掃除の時に濡れタオルで拭けばさっと汚れが落ちるようになります。
「汚れを落としてきれいにするクリーニング」と「その状態を長く持続させるコーティング」といった具合で、両方行うと大きな効果が期待できます。
年忌法要やお彼岸、お盆の前に。
また年末の大掃除としてお墓のクリーニングとコーティングをご検討されてはいかがでしょうか。
ご相談、お見積りはもちろん無料です。
また、相談や見積りをしたからと言って当社から無理な営業は行いませんのでご安心ください。
「そのうちクリーニングしたいけど、費用の目安が知りたいと」いったご相談もよくいただきますので、気兼ねなくご相談いただければと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。
草加市・足立区でお墓のことなら、親身な対応・丁寧な施工の石材店
篠原石材工業有限会社