こんにちは。
埼玉県草加市、東京都足立区を中心に仕事をしている石材店、篠原石材の篠原匠です。
2月18日から20日にかけて、京都で行われた「仏教墓塔研究会」という勉強会に参加してきました。
京都は高校の修学旅行以来、約15年ぶりでした。
勉強会では、仏教に基づいた正しいお墓の建て方・祀り方を中心に、仏教の知識、歴史などまで多岐にわたって学びました。
ここで得た知識をしっかりと身に付け、余すところなくお客様にも伝えて、より良いお墓づくりをしていかなくてはいけないなと感じました。
講義をしていただいた福原堂礎先生
また講座の中では、一時間ほど時間を取って「写仏」を行いました。
写経は良く聞きますし、もちろんやったこともありますが、写仏は初めてでしたので、どんなものかとちょっと心配していました。
いざ始めてみると心が落ち着いて、自然と集中してきます。
あっという間に一時間が過ぎてしまい、最後は少し慌ててしまいましたがなんとか完成しました。
大日如来と不動明王
最終日には実地研修と称して、周辺のお寺に足を延ばして各寺院の歴史や、すでに立っているお墓の解説などもしていただき、非常に勉強になりました。
化野(あだしの)念仏寺
愛宕念仏寺の千二百羅漢
やはり京都ということで、どこに行っても歴史を感じます。
そしてなにより歴史ある場所には石造物があって、それだけの歴史を刻んでいる石の魅力を改めて実感しました。
数百年後も残る石を扱う仕事をしている身として、身の引き締まる思いがしました。
昨今ではお墓じまいやお墓の解体が増えていますが、そんな中でも「お墓の魅力」、「石の魅力」をしっかりと発信して「お墓があって良かったな」と思う人が一人でも増えるように努力していきたいと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。
草加市・足立区でお墓のことなら、親身な対応・丁寧な施工の石材店
篠原石材工業有限会社